予防接種
当院は予防接種として、インフルエンザと肺炎球菌のワクチン接種を行っています。これら以外のワクチン接種を希望される場合は個別にご相談ください。
インフルエンザワクチン
ワクチンは11月頃から接種が始まります、日本では12月～翌3月頃がインフルエンザの流行時期です。インフルエンザは1回の接種による持続期間は約5ヵ月、接種後に効果が発揮されるまでに約2週間かかります。高い効果を期待したい場合は、遅くとも12月中旬頃までに接種することをお勧めします。
なおインフルエンザワクチンは年齢によって接種回数が違います。13歳未満のお子さんには2回の接種が必要で、1回の接種のみは13歳以上の方からです。インフルエンザウイルスは流行するタイプが毎年異なるのも特徴です。毎年受けられることを推奨します。
肺炎球菌ワクチンとは
成人が発症する細菌性肺炎の原因の2～3割程度は肺炎球菌です。
この細菌のワクチンです。
肺炎は、日本人の死亡原因の第5位（2017年（平成29年）厚生労働省「人口動態統計」より）の病気ですが、同疾患で亡くなられた方の95％以上が65歳以上の高齢者です。このことから肺炎球菌ワクチンは主に65歳以上の方（または60～65歳未満の方で心臓・腎臓・呼吸器の機能低下・日常生活活動がほぼ不可もしくは極度に制限される程度の障害がある方）を対象とした定期接種となっています。
田辺市でも同ワクチンを接種する際の費用の一部を助成（田辺市指定医療機関に限る）しています。過去に1度でも接種（23価肺炎球菌ワクチン）を受けたことがある方は、費用の一部助成の対象外となります（基礎疾患などで肺炎による重症化リスクが高いと判断された方は、再接種でも助成の対象となります）。詳細は、田辺市の公式ホームページをご覧ください。
なお再接種を希望される場合は前回の接種から5年以上の間隔を空ける必要があります。
健診
当院では特定健康診査（特定健診）、企業健診、自費健診などを行っています。
